UR賃貸 入居1回目の話
UR賃貸 入居1回目の話
1年ほど前の夏に、長年住んでいた駅ちか1K物件にて問題が生じた
1Fだった為か、それは起こったのだが地中の水道管の破裂
ある日、唐突に台所の水道を使おうとしたら水が出ない
出ないが、何やら水の流れる音はする
よくよく聞いてみると、街道に面した自室の屋外洗濯機置き場付近から音がする
どうやら室内に取り込む水道管が脱落したか何かで、室内に水が供給できていない
とりあえず建物の自室の水道管の元?バルブを閉めて大家に連絡
当日の夜に大家お抱えの水道屋さんが到着して状況を確認したところ、上述の推測通りであった
しかも建物自体、そういった事態に対処できるように作られてなく、
まさに建物のアクセスできない地下部分で発生しているとの事
対処方法としては、水道管の元バルブ付近から別口で新しい水道の管を通して居室に取り込む必要がある、とのことだった
工事の為に材料調達等で少し時間がかかるとの事で、私は急遽2日ほど実家に帰ることにした
で、2日後部屋に戻ってきたら、水道管が新設されており、それが外からはって浴室まで続いていた
私がいない間に、工事を進めていたのだ
借主の承諾なく、大家一存の意思で
この時点で実は銀行に預けている以外で所謂たんす預金として居室に200万程置いてあった
仕事で使う情報をまとめたPCもあった
PCそのものは安物だが、過去の実績や学び得た知識ロジック構築した汎用プログラム群、それらは資産であり無くしてはならないもの
時価総額的な意味合いでは5000万貰っても足りない位に重い
そういった大変重要なものが居室には存在していたのだが、無断に立ち入られて、かなり荒らされていた
(荒らされていたのは工事の為仕方なくなのだが)
問題は、職人の休憩の際に部屋の鍵を閉めていたか否か
問い詰めたところ、鍵は閉められていなかった
大家は独断で借主の資産を危険にさらしていたのだ
この件、警察に相談したが被害がなかったこともあり問題として取り上げてもらえなかった
こうして大家に不信感を覚えた私は、一刻も早く部屋から退去し別の住居に移りたかった
で、たまたま駅前にあったURショップに足を運び良さそうな物件を見つけた
引っ越し作業も終わり、新たな生活に心躍らせていたのだが、すぐにそんな思いは打ち砕かれた
上フロアから、夜間爆音でいびきが聞こえる!!!
幸いなことに毎日ではなくて、平均5日に1回程度、時間は不定期で21頃のこともあるし、26時頃のこともある
継続時間は1-3時間が多い
季節的には既に12月だったので冬真っ只中
約1年前に騒音との戦い第一章は始まっていた
まず、本当にうるさすぎて、耳栓貫通は当たり前
居室で音を拾わない場所を探したが、窓を閉めたベランダか、浴室しかなかった
浴室で寝るわけにもいかず、いびきが始まった日は寒さを我慢して団地側の公園ベンチで時間をつぶしたことも多々あった
徒歩25分くらいか、深夜に警察署まで出向いて暫くかくまって貰おうとしたが、それを許可してしまうと所謂路上生活者が警察署に宿を求めて来てしまうのでNGだとやんわり断られた
いびき以外にも、上階の人は現場系の労働者だったのか、朝5時頃に出勤準備か何かで部屋を歩き回り、毎日ものすごく苦痛に感じた
いびきの主は真上だと思っていたが、当時の管理主任が周辺調査したところ、真上横の男性がいびきの自覚ある方で、この2名が容疑者だった
他にも、引っ越し後1週間で退去した真横隣室に、ほどなくしてアジア系男性が越してきて、間もなく毎夜女性含む会話音が深夜に響いていた
隣室の引っ越し作業に母親か不明だが中年女性がクリスマス当日の夜間に荷物搬入をしていたのを覚えている
時期は正月前の頃
諸々耐え切れなくて、正月挟んで3週間くらい、私は実家に退避した
住んでいようがいまいが借りていれば発生する家賃
私は、いびきは人為的な問題で解決は出来ないと判断し、別の部屋に移ることを決意する
可能ならば同じ団地群で最上階
それから毎日5回、UR賃貸のサイトを確認する日々は続き、寝酒を飲んで休もうとしていた時に更新を確認、物件を確認、急ぎ徒歩にてURショップへと向かった
(この時は店舗予約のみ可能で、電話で先約は不可能であった)
※UR賃貸のサイトの更新は1日5回の頻度
そんなこんなで新たな期待とともに現居室に引っ越してきたのだった